不機嫌な職場2008/09/07 17:08

『不機嫌な職場』。
そのタイトルを見たとき、
そもそも、『不機嫌でない』職場というものがこの世の中にあるのか?
と思った。

また、
結局、『不機嫌』な職場を作り出しているのは、
日本の社会そのものではないかと。

バブル崩壊以後の日本経済の停滞。
そこで行われた構造改革。
年功序列から成果主義への転換。
より少ない人間で多くの成果を上げる。
これほど効率がいいことはないが、
それは何らかの不満を生む。
助けてても何か見返りはあるのか?
誰も助けてくれない。

組織内で不信を生み、
それがいずれ、不満という形になり、
それが何らかの形で表面に出て、他者が感じ取れば、
不穏な空気になってしまう。
それが蔓延すれば、『不機嫌』な職場になるのではないかと。

しかし、一度根付いた社会構造は、
抜本的な改革、一種の革命が無い限りは変わりはしない。
故に今の社会の中で、いかに『不機嫌』な職場をよくしていくことを考える必要があるのではないかと。

本の中で、3つのケースが上げられている。
成功しているケースは学ぶべきことだと思う。
ただ、それをそのままやったからと言って、
上手くいくとは限らないと思う。

他もやっているから、
やってみようと。
真似ることは簡単だ。
けど、それは、必ずしも上手くいくとは限りません。
そもそも、組織そのものが違うのですから。
同じ組織の中でさえ、上手くいくかどうかすら判らない。
組織というものは、人の集合体、
人が違えば、組織もまったく違うものなのだから。

では、どうするか。
まずは、人そのものの考えを改めることが必要なのではないかと。
不満を抱えるのではなく、不満を口に出していってみる。
もしかしたら、そこに何か答えがあるかもしれない。
何も変わらないと思うのではなく、
変えようと思ってみる。

変えようと思う気運が出来たら、
他から持ってきて、良しとするのではなく、
上から下まで、組織に所属する人間が協力し合い、
与えられた状況、環境の中でどうすればいいか考え、
実行してみることが必要なのだと思う。
また、失敗を恐れないこと。
1度失敗して、諦めてしまったら、
もう二度と改善は出来ないと思う。

『不機嫌』な職場を生み出すのも、
それを打破するのも、
誰でもない最後はヒトだと思う。